湯探歩紀行
丸い湯船がなぜか微笑ましい
井戸から源泉が
塩川に架かる赤い橋

体が浮くほどに濃い塩泉が
鹿塩温泉・塩湯荘
小渋ダムをすぎると伝統芸能の田舎歌舞伎で有名な大鹿村に入り国道152号線を右折し塩川に沿
って少しいくと、鹿塩温泉に着きます。直ぐに山景館が右にあり、更に進むと渓谷に3軒の旅館が
寄りそうよう佇んでいます。その渓谷に架かる赤い橋を渡ったところに塩湯荘があります。
なんとも微笑ましい丸い湯船に数分も浸かると体はポカポカになります。それもそのはず、湯はか
なりの食塩が含んでおり、人間の塩漬けという感じです。宿のおかみさんに「源泉は?」と聞くと
玄関入口の横にあった古いポンプを数回漕いだところ、白く濁った水がトクトクと出てきました。
飲んでみると、確かに硫黄の匂いがする塩水でした。明治時代、この地には製塩所があったそうで
す。鹿塩温泉の名の由来は字の如く、山鹿が付近から湧出る泉の水を舐めていたところからですが
平安時代の事のようでいろいろな説があるようです。

■入浴料:600円
■定休日:■■■
■時間:前10時〜後■時
■泉質:強食塩泉
■住所:
■tel.■■
■date:2001.9.2

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