山湯里の旅・出湯紀行
湯気に霞んでいる男内湯
女・内湯
施設内廊下

諏訪湖を見下ろす中仙道脇の高台にある湯
毒沢温泉・沢乃湯
諏訪湖から諏訪大社春宮の横を通り、和田峠に向かう中仙道。砥川沿いを約10分くらい行くと、
毒沢温泉に着く。ここには3軒の湯宿があるが下から宮乃湯、沢乃湯、神乃湯があり、その内、国
民宿舎になっている沢乃湯は、何の変哲もない民家風の建物だ。看板にワインカラーの薬湯となっ
ていたが、浴室に入るとワインと言うよりオレンジに近い。湯船は極端に小さく、大人3人ぐらい
でちょうどいい広さだ。湯客が4人以上来たらどうするのだろうと余計な心配をしてしまう。洗い
場の湯口からちょろちょろ出ている源泉を口にするとかなり酸っぱいミネラル泉だ。武田信玄が金
発掘の際怪我をした坑夫をこの湯に入れて治したという名薬湯だ。瓶詰の鉱泉は土産にも最適だ。

■入浴料:400円
■時間:前10時〜
■泉質:酸性明バン緑バン泉
■諏訪郡下諏訪町
■tel.0266-27-2670

地域&地図情報
全景

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