湯探歩紀行
内湯(女湯)
湯口
源泉坑

国道近くにありながらひっそり佇む湯宿
島温泉・島の湯旅館
ほんの50メートル東に国道148号線の新道が出来、またすぐ近くにある道の駅「深山の湯」や
「サンティンおたり」などの新興外来湯が出来たため、旧道脇にあった島温泉は鄙びた1軒宿の雰
囲気が漂ってきた。その昔は塩の道を往く牛方達が湯治した古い温泉だ。施設は民家の香りがあり
私が訪れた時はまだ浴槽に湯がなかったため茶の間で待たされたが、きめ細やかな雪国の人情味あ
る御祖母さん、若主人と炬燵で雑談させてもらった。湯船は男湯の方が広く、今日私が入浴させて
もらった女湯(写真)は一人でいっぱいの小さな浴槽だ。
この宿の見所として、30メートルもあるという横穴の源泉坑だ。坑内は冬でも湯気が立ち込める
ほど暖かく、宿に来た時は是非見てもらいたい。湧出量は毎分20リットルと少ないが、効能豊か
な湯を取り入れている。

: 暖かい源泉坑の洞窟ではちょっと驚くものに出合う事があるという。若主人に案内してもらい洞窟
に入ってみた。すると「ほら、これが■■の■■■■だよ」と手に取って見せてくれた。そのほか
洞窟の天井にはコウモリが棲んでいると言うが、どちらもキモイものなので直ぐその場から離れた。

■入浴料:500円
■時間:前■時〜
■泉質:ナトリウム・炭酸水素泉
■住所:北安曇郡小谷村
■tel.0261-85-1013
■date:2002.3.10

地域&地図情報
建物

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