山湯里の旅・出湯紀行
内湯大浴場 露天風呂 洞窟風呂

湯の泉質が3種類ある
中の湯温泉・中の湯温泉旅館
沢渡から上高地や安房峠に向かい、車窓左下の梓川渓谷に湯気が立ちのぼる光景が見えてくると
中の湯温泉に着く。梓川に沿ってそのまま真っ直ぐ行くと釜トンネルを過ぎ上高地へ、左折し少
し行くと左手に宿がある。樹林に囲まれた山間の一軒宿だ。温泉名は上高地と白骨温泉の中間に
あるという意味だが、湯量が豊富で泉質も硫化水素泉、明ばん泉、鉄鉱泉の3種類が湧く。
露天風呂からは穂高連峰も眺望でき、とりわけ5月下旬の新緑と10月中旬の紅葉の時期は湯客
が沢山訪れる。秘湯の宿のイメージは強いが、道路拡幅工事で移転新装後の宿内は近代的になっ
た。やはり温泉をゆっくり味わうなら、上高地への観光客が少なくなる冬期間がおすすめだ。
EpisodeQize
宿から少し歩くと釜トンネル入口になるが、その手前左側にある洞窟風呂。温泉の凝固作用で出
来た鉄分の多い「■■の湯」は奥行3〜4m程でほの暗い。名の由来は初代継太郎翁が剣豪・塚
原■■と宮本武蔵との鍋釜試合の一説より命名したと言う。


■入浴料:500円
■泉質:硫化水素泉、明ばん泉、鉄鉱泉
■住所:南安曇郡安曇村上高地中の湯
■tel.0263-95-2407
■date:2002..

地域&地図情報
紅葉に埋もれる外観 眺望のいい食堂


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