山湯里の旅・出湯紀行
露天風呂
石仏が置いてある湯口
男・内湯

美ヶ原高原の山麓、深い谷の中に建つ
扉温泉・群鷹館
ビーナスラインから扉峠に向かうと左折扉温泉方面の案内看板がある。車1台がやっと通れるくら
いの山道を30分程下ると谷底に温泉宿が見えてくる。美ヶ原高原から流れてくる川は、深い渓谷
と森をつくり、宿裏にある砂防ダムからの流れ落ちる水は轟音となって聞こえてくる。露天風呂は
そのダムの直ぐ脇にある。脱衣所は別々だが、石で囲まれた大きな湯船は混浴となっている。湯船
中央にある一枚岩が湯口になっており、最上部には石仏が奉ってあった。

扉温泉と言えば、安曇村の白骨温泉とともに胃腸に効く古くからの名湯だが、気にかかる事がある
のでしばらくの間、記しておく。
湯口からはかなりの量の湯が溢れているのだが、どこにもかけ流しされていない。無臭の単純泉だ
が、なぜか塩素系の臭いがしていた。更に……、後日調べてみます。私の勘違いかも知れません。

■入浴料:400円
■泉質:単純泉
■住所:長野県松本市入山辺8961
■tel.0263-31-2201
■date:2002.7.14

地域&地図情報
建物

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