山湯里の旅・出湯紀行
男内湯(ランプの湯)
桧風呂(四季の湯)
桧風呂(高嶺の湯)

標高2000メートル雲上の温泉宿
高峰温泉・高峰温泉旅館
浅間火山群の高峰山と水ノ塔山の山間を走る高峰湯ノ丸林道沿いに佇む温泉宿。湯宿の歴史は明
治まで遡るが、昭和58年に現在の場所で営業を始めた。標高2000mの稜線にあるため眺望は素晴
らしく、北アルプスの峰々は入浴しながらも眺められる。外来浴用の「ランプの湯」には窓際に
ランプが吊るされ、冷温2つの浴槽がある。しかし外来入浴時間が午前11時から午後2時まで
なのでランプを灯して夕映えの風景を見たり、山の湯の風情を味わうなら宿泊するに限る。湯上
り後は展望ロビー「朝霧」で休め、窓外の餌台に集まる野鳥たちが観察出来る。またロビーには
近くの山々で採った木の実の果実酒が陳列されており、夕食時には食膳酒として人気がある。
「日本秘湯を守る会」の温泉宿だが5月の新緑から10月の紅葉シーズンまでは秘湯とは言えな
いくらいに平日でも湯客が多く訪れる。静かな秘湯気分を望むなら晩秋から早春までがおすすめ
だ。また宿の周辺にはハイキングコースが四方に伸び、脚力に合ったコースを教えてもらえる。
ハイキングの後は温泉で疲れを取り、明日の旅に備える客が多くなった。
■入浴料:500円
■泉質:含カルシウム・ナトリウム
    マグネシウム-炭酸水素塩泉
■住所:小諸市高峰高原
■tel.0267-25-2000
■date:2002.10.16

地域&地図情報
落葉松林と全景 展望ロビー


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