山湯里の旅・出湯紀行
内湯 女・内湯 湯口

薬師如来に見守られている湯宿
海ノ口温泉・鹿の湯
傷ついた鹿が入湯しているのを見つけ開湯し「鹿の湯」の名がついたと言うが、国道14
1号線からわずか100m程中に入っただけなのに、実際鹿がいても可笑しくないほどに
しんみりするほど静けさが漂う宿だ。しかも三方を山に囲まれ、その山のほとんどが雑木
林なので新緑や紅葉の頃は見事だ。
浴室へは玄関から階段を上がり、一段高いところに男女別の内湯がある。脱衣所はやや狭
いが綺麗に整理されており手が行き届いている。湯は裏の山手のほど近いところにある源
泉から直接引いているので効能たっぷりの湯に入る事ができる。湯上り後は、宿東側の小
高い丘にある薬師如来像を参拝してもいい。散策道やお堂が整備されていないのが残念だ
が、丘の上からは千曲川の流れが見下ろせる。
■入浴料:500円
■泉質:ナトリウム塩化物含重曹泉
■住所:南佐久郡南牧村海ノ口
■tel.0267-96-2820
■date:2001.8.30

地域&地図情報
外観 お堂と館主


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