湯探歩紀行
2人も入れば窮屈な内湯
狸の置物があった浴室入口
1歩外に出ると浅間山が

よそではめったに見られなくなった萱葺き屋根の出湯
大谷地鉱泉
こんな外来湯の温泉もあっていいだろう。場所は三重塔のある真楽寺から南西へ2キロほど行った
農村集落の一角。解りづらい所なので地元の人に2回道を尋ねてしまった。建物は写真のように、
純然たる農家造り。壁に鉱泉と書いてあったのでここに間違いないようだ。入浴料はというと奥の
居間でコタツにあたっていたお婆さんが、ここまでと言うので持っていったのだが。
タヌキの置物を挟んで右が男湯だ。脱衣室に入り透明のガラス越しに浴室を見ると3人いた。空い
ていると思い浴室に入ると3人で丁度いい広さで、湯船は大人2人で体が触ってしまうほどだ。し
かし効能(皮膚病等)は素晴らしいそうで都会から何回も来る湯客が多いという。開湯文化3年の歴
史があり、川端康成夫妻も訪れたという。

■入浴料:360円
■定休日:無休
■時間:午前8時〜21時
■泉質:炭酸カルシウム泉
■北佐久郡御代田町大谷地
■tel.0267-32-4204

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