山湯里の旅・出湯紀行

内村川に架かる屋根のある橋「五台橋」

鹿教湯温泉
丸子温泉郷のなかでは一番奥まったところにあり、標高800メー
トル前後、中風に効く温泉として名高い。温泉の由来は、温泉街の
対岸にある文殊堂の文殊菩薩が鹿に化身し、日頃から信仰の厚い猟
師に、温泉の存在を教えたことから名付けられたという伝説があり
別名を「文殊の湯」とも言われている。
温泉地に残っている文献によると、寛政9年(1797年)、上州新
田郡の代官岩松満次郎が中風の療養のために湯治に来たことや、諏
訪郡高島藩の家老平野兵庫の奥方が中風のため鹿教湯温泉に来て診た
いと言うような問い合わせの書状などがある。
今では日本屈指の温泉治療研究所があり、リハビリーティションの
施設が完備しており、全国から湯治客が集まってくる。湯治客が運
動のために利用する「中気坂」という散歩道や、その先の内村川に
は屋根のある五台橋と、紅葉橋、みどり橋、万年橋の三つの吊り橋
があり、療養と探訪を兼そろえた温泉郷だ。
照会先:鹿教湯温泉旅館組合・tel.0268-44-2331

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