山湯里の旅・出湯紀行
男・内湯 女・内湯 湯口

浴室の天井は高く窮屈さは感じない
渋温泉・旅館山崎屋
温泉情緒漂う石畳側と夜間瀬川沿い側2ヶ所に入口があり、川沿いから見る外観は何の気取りも
特徴もないごくありふれた宿だが、石畳に面した表玄関は格子戸を配した純和風旅館のいでたち
で、玄関には下駄が綺麗に並べられている。
浴室は男女内湯があり、大きい浴室はタイルを敷詰めた湯船と洗い場、正面壁は色や種類の違う
大理石をはめ込んである。高い天井に灯りがあたると、湯気が揺らぎながら昇っていくのが見え
るが、そんなものにも風情が感じる。
ロビーは1階の玄関脇と2階にあるが、どちらもこじんまりしたロビーで、夜間瀬川から風が心
地よく吹き込む。2階ロビー横の一角には郷土品や骨董品が飾ってあるが、中でも黒光りした小
箪笥はかなりの年代物だ。
EpisodeQize
宿ゆかりの日本画家「■■■■」の書額が飾られているが、個性的な作風と卓抜した技法で名を
馳せた。晩年にはたびたびこの地を訪れていると言う。


■入浴料:500円
■泉質:単純泉
■住所:下高井郡山ノ内町平穏
■tel.0269-33-3025
■date:2002.11.17

地域&地図情報
外観 2階ロビー


NEXT・若木屋HOME