山湯里の旅・出湯紀行
男内湯
湯口
露天風呂

あんずの花が咲く頃なら、甘酸っぱい香りがしてきそう……
森温泉・あんずの湯
4月上旬、杏の花が咲きほころぶ頃、村全体が県内外からの花見客で溢れるが、なぜかこの地に
は泊まらず近郊の温泉地へと向かってしまう。そのため花の里の一画にありながら、意外と静か
な佇まいが感じられる温泉宿だ。この宿を利用するのはもっぱら週末に地元や周辺からの宴会客
だが平日昼間の外来入浴客は少ない。小高い丘の上にある宿の周囲には杏の木も多くあり、ここ
ならゆっくり花見も出来る。
源泉の温度は35度前後と温めだが、浴用加熱した湯がかけ流しで湯船に注がれている。内湯は
北側が全面ガラスで湯に浸かりながら杏の里が望めるようになっている。露天風呂へは内湯から
続く石段を10m程下って行く。小さな露天風呂だが、ここからは飯綱山を始め北信五岳が展望
出来る。しかし石段を下りていく時、付近の道や民家から見えるのがちょっと気がかりだが。
■入浴料:400円
■泉質:単純アルカリ泉
■住所:長野県更埴市森
■tel.026-273-1243
■date:2002.7.7

地域&地図情報

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