山湯里の旅・出湯紀行
男・内湯
女・内湯
湯口

建物は新しいが宿の歴史は300年以上経っている
角間温泉・福島屋旅館
伝統と歴史のある宿だが、平成4年に改築したので建物全体が真新しく湯治場的ムードは無くな
った。しかし昔乍らの家族的応対は今なお続き、料理は自宅の畑や山で採れたものを、全て手作
りで食膳に並べられる。
フロント前を通り、階段を下りた所に男女別の浴室が並んでいる。男内湯は扇型の浴槽で、要に
は岩を積み上げた湯口があるが、源泉の温度がかなり熱いため、湯はちょろちょろ出し適温に保
っている。
宿内でのレジャーと言えば、浴室から出たところにあった卓球台だけで、浴衣でピンポンを打つ
姿が目に浮かんでくる。本には掲載しないが、この宿の若女将さんの容姿は女優にも勝り、背も
高く和服も似合う美人女将だったことを付け加えておく。

■入浴料:500円
■泉質:アルカリ単純泉
■住所:山ノ内町佐野角間温泉
■tel.0269-33-4538
■date:2002.10.3

地域&地図情報
大湯と外観 卓球台


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