山湯里の旅・出湯紀行
男内湯
女内湯
源泉湯口

熊の毛皮がいくつも部屋に吊るしてある
代山温泉・木曽宿旅館
木曽路を走る国道19号沿いの民家が建ち並ぶなかにありながら、ひっそりとした佇まいの宿。
外観は旅館らしさがまったくなく民家そのものといった感じだ。温泉宿としてはまだ50年ほど
しか経っていないが、天井の梁を見ると江戸時代の旅籠の造りだ。
湯船は結構大きく、浴用加熱した源泉がかけ流しされている。国道沿いにあるため浴室からの展
望はまったくないが、それがかえって出湯旅情を誘う。
湯上り後、広間を覗くと、天井から数頭分の熊の毛皮が吊るされていた。宿の主人が猟で仕留め
た熊を加工したもので、肉は宿泊客の食膳にも出ると言う。

■入浴料:500円
■泉質:含鉄・塩化物炭酸水素冷鉱泉
■住所:木曽郡木曽福島町万郡
■tel.0264-22-3177
■date:2002.8.15

地域&地図情報
全景 天井の梁


HOME